スーツ着て踊りたくなる映画「ブルース・ブラザーズ」
映画、あんまり見ない。
特に深い理由がないけど、なんとなく映画をそんなに見ない。
小さい頃は人並みにポケモンとかジブリの映画に連れて行ってもらっていたけど、それでも大人になってから自発的に映画を見るタイプではなかった。
オタクなので、好きなコンテンツの映画や劇場版は見る(それこそキンプリとかは何十回も見た)けど、いわゆる邦画や洋画は全然見ない。
今後もなんとな~く映画を見ないままかな、とうすうす考えていたのだが。
マシーナリーチルドレンで緩くつながっていた大河内まくらさんがムービーナーズという新たなメディアを立ち上げられた。
映画に関する記事をいろいろな方から寄稿してもらうメディアで、4月1日に始まったばかりだ。
毎日更新されて楽しく記事を拝見させてもらっているが、ここでようやく自分で
「あれ、映画見てないな……そういえば……」
と思った。
めっちゃもったいね~~~~!!!!!!!!!!!???????????
そもそもAmazon Prime入ってるから映画見ようと思えばいくらでも見られるのに!
しかも昔、某レンタルビデオ店でバイトしてたので名前だけ知ってる名作とかたくさんあるのに!
全然見ていない……。
別に映画は嫌いじゃないし、むしろ見始めたら黙々と最後まで見続けてしまうタイプだし。
いい機会だし、サイトの更新のネタにもなるし、見てみるか、名作……。
というわけでようやく本題、Amazon Primeで「ブルース・ブラザーズ」を見ました。
映画のあらすじとしては、
「スーツ、帽子、ネクタイ、サングラスと、全身ビシッと黒ずくめでキメた二人は、ジェイク・ブルース(ジョン・ベルーシ)&エルウッド・ブルース(ダン・エイクロイド)。義兄弟のちぎりを交わすこの二人が出会ったのは、幼少時代の孤児院でのこと。久々に孤児院を訪れた二人は相変わらずのいい加減ぶりをシスターにとがめられるが、そこで孤児院が資金難で存亡の危機に立たされたことを知る。孤児院を救うため、かつての仲間と“ブルース・ブラザース・バンド”を再結成し、コンサートで稼いだお金を孤児院に寄付しようと考える二人だが、それはハチャメチャ珍道中の幕開けだった!」(Amazon Primeより引用)
というもの。
あらすじだけ見ると
「オ~~~~なかなか心が温まりそうなストーリーのヒューマン・コメディかな?」
となっていたのだけど、見始めたら全然違ってて、
「アウトロー過ぎるイケイケのスーツの兄弟が、バンドメンバーと一緒にコンサートをしたいだけなのに、警察や謎の女、ネオナチ団体や出番を奪ったバンド、果てには軍にまで追いかけられまくる」
というハチャメチャにも程があるだろ!という内容でした。めっちゃカーチェイスもする。
特に良かったのが、この映画はコメディでもあるのだけど、一方でミュージカル映画としての側面もあり、つまり要所要所でやたら歌う!踊る!
もちろん洋楽の音楽なんだけど、聴いたことある!っていう感じの有名な曲が流れたり、知らない曲でも基本ノリがめちゃくちゃ良い音楽なので問題なくノリノリになれる。
しかも別にミュージカル映画だからといって、ずっと歌って踊ってるわけでもない。
普通に歌うだけのシーンもあるし良い塩梅って感じなので、特にミュージカル感はあんまりなかった。
そのあたりが苦手な人でも見られるのではないかな?
逆に気になった点は、とにかく最初から最後まで凝ったストーリーはなく、とにかくハチャメチャで押し通す!というところ。
これは私が悪いのだけど、最初にあらすじを見てしまって、まあ上記のヒューマンコメディっぽいのを想像してたんだけど。
良くも悪くも「ハチャメチャ珍道中」なんですよねこれ。最後まで。
本当にハチャメチャまみれで、後半は大体車ぶっ飛ばしてる感じ。ストーリーはだいたいあらすじ以上のことはそんなにない。
ただ、だからと言って面白くないわけではなかったな~。
頭空っぽにしてワーッと見ちゃえて、音楽はノリノリで、そして何よりしょっぱなから最後までスーツにハット、サングラスでキメにキメて、でもちょっとお間抜けな感じのジェイクとエルウッドがとにかくカッチョイイ!
個人的に一番好きなシーンは、エルウッドの住処に来たジェイクがベッドで先に寝てしまい、仕方なく好きな白パンを焼きながら窓際でたそがれるエルウッドのシーンでした。比較的序盤。
というわけで、名作映画もいいもんだな……という記事でした。
今度はメンインブラックでも見ようかしら、と思っています。スーツに……サングラス!
また見たら感想の記事を上げようと思います。
Amazon primeの方は以下からぜひ。
また、記事中でも触れたムービーナーズ様では、現在クラウドファンディングを実施中です!(勝手に宣伝)
カワイイマグカップやTシャツのリターンもありますので、こちらもぜひ!
こちらは2020年4月30日までとなっております。
他にはない映画情報メディアを作りたい! – クラウドファンディングCAMPFIRE